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英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。 New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
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Posted by - 2025.04.26,Sat
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Posted by Hiroki Matsuura - 2018.09.07,Fri
Clinical Pictureが掲載されました(24)
先日Acceptされました「Fournier's gangrene」がCleveland Clinic Journal of Medicineの9月号に掲載されています。かなり衝撃的な画像であり、Journalに容易にAcceptされると高を括っていましたが思いのほかRejectが続いた症例でした。Editorからも「激しすぎる画像は求めていません」とメールに注意書きが記載される始末で、なかなか悩まされました。

Fournier's gangreneは早期診断、早期治療開始が可能か否かで救命率に非常に大きな差が出てしまう疾患です。陰部の疼痛や変色などを診た際には、つねに鑑別診断として忘れないようにしましょう。

以下Journal記事のリンクです。
Cleveland Clinic Journal of Medicine
The Clinical picture
Fournier's gangrene
かなりショッキングな画像が含まれます。非医療者の方は十分にお気を付けください。
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Posted by Hiroki Matsuura - 2018.07.20,Fri
症例報告が掲載されました(追記)
以前お知らせしましたが、日本内科学会雑誌の2017年度6月号に症例報告が掲載されました。
タイトルは「多発肝動脈瘤破裂による胆道出血を来したANCA関連血管炎の1例」
英語タイトルは「Case report; A case of ANCA associated vasculitis with hemobilia due to rupture of the hepatic artery aneurysm」です。

掲載から1年が経過し、こちらの記事もインターネット上で無料で公開されています。
以下のリンクよりぜひご参照ください。

日本内科学会雑誌(今月の症例:2017年6月号)
多発肝動脈瘤破裂による胆道出血を来したANCA関連血管炎の1例
Posted by Hiroki Matsuura - 2018.07.04,Wed
Clinical Pictureが掲載されました(23)
先日アクセプトされました「Herpes Zoster and Hutchinson's sign」がQuarterly Journal of Medicineの7月号に掲載されています。

帯状疱疹は早期発見、早期治療が重要です。
特にこのHutchinson's sign は眼合併症を予期する重要な身体所見になります。
「知らなかった」では患者の失明を招く可能性があります。十分に気を付けましょう。

以下Journal記事のリンクです。
Herpes Zoster and Hutchinson's sign

なお本号のQJMでは本邦よりほかに2本のClinical Pictureが掲載されています。
済生会福岡総合病院の友田 義崇 先生「Sarcoidosis with primary pulmonary cavitation
熊本大学病院の永吉 靖央 先生「Inverted U-wave and myocardial ischemia

Case report のセクションでは
島根大学 卒後臨床研修センターの和足 孝之 先生「MRI thermal burn injury: an unrecognized consequence of wearing novel, high-tech undergarments」が掲載されています。

是非ともご参照ください。
Posted by Hiroki Matsuura - 2018.06.15,Fri
Clinical Pictureが掲載されました(22)
先日アクセプトされました「Raccoon eye appearance: Amyloidosis」がAmerican Journal of Medicineの7月号に掲載されています。

外傷歴のないRaccoon eye appearanceを診た際にはアミロイドーシスを鑑別に忘れないでください。

以下Journal記事のリンクです。
有料版であり購読していないと読めまないのが残念ですが、契約されている医療機関の方はぜひ参照ください。
American Journal of Medicine
Clinical communication to the editor
Raccoon eye appearance: Amyloidosis
Posted by Hiroki Matsuura - 2018.06.13,Wed
Newsweek誌にClinical Pictureが紹介されました(1)
昨年2017年にQJMに掲載された「Minocycline-induced hyperpigmentation」がアメリカの週刊誌として著名な「Newsweek」に取り上げられました。

一般的な抗菌薬であるMinocyclineによる色素沈着がNEJMに掲載された際に、Newsweek誌で取り上げられ、関連記事として同様に紹介されたという経緯です。



メディアの力は凄まじく、掲載雑誌での閲覧数もうなぎ上りです。
Clinical Pictureが一般紙に取り上げられる機会はなかなかないでしょうが、良い経験となりました。

以下、Newsweek誌のリンクです。
是非ともご参照ください。
Man's ears and whites of his eyes turned blue—here's why Newsweek, 20 Apr 2018」

またQJMに掲載されたClinical Pictureのリンクも併記しておきます。
こちらも是非ご覧ください。
Minocycline-induced hyperpigmentation
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