英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。
New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
Posted by Hiroki Matsuura - 2017.08.27,Sun
Clinical PictureがAcceptされました(19本目)
今回は耳鼻科救急疾患のClinical PictureがAcceptされました。
タイトルは「Thumb sign and Vallecula sign」です。掲載雑誌はカナダ内科学会の発行する内科系雑誌「Canadian Medical Association Journal(IF 6.8)」です。世界的に著明な内科系雑誌の一つであり、IFも申し分なく高いため当誌へのAcceptは隠れた目標の一つでした。
様々なJournalに投稿してきましたがReplyの速さやAuthorへの誠実さでCMAJに勝さる英文誌は他に見当たりません。この点については後日紹介しますが別格別次元の素晴らしい対応です(記事はこちら)。
肝心の症例についてですが急性喉頭蓋炎の喉頭高圧撮影写真で認められる有名なSignを取り上げています。言わずもがな急性喉頭蓋炎は致死的な疾患であるため迅速な診断と確実な気道確保が求められます。ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型:Hibによる急性喉頭蓋炎は近年のワクチン接種によって非常に減少していますが、現在では他の菌種(Staphylococcus aureusやGroup A β-hemolytic streptococci)による症例の割合が増えているそうです。
Croupの症例でも記載しましたが「身体所見」が非常に重要な疾患です。
咽頭所見が乏しいのに「唾が飲めない」「ふくみごえ(口にものを入れているかのような声)」がある患者に出会ったときは本症を念頭に対応しましょう。
100本まで残り81本です。
今回は耳鼻科救急疾患のClinical PictureがAcceptされました。
タイトルは「Thumb sign and Vallecula sign」です。掲載雑誌はカナダ内科学会の発行する内科系雑誌「Canadian Medical Association Journal(IF 6.8)」です。世界的に著明な内科系雑誌の一つであり、IFも申し分なく高いため当誌へのAcceptは隠れた目標の一つでした。
様々なJournalに投稿してきましたがReplyの速さやAuthorへの誠実さでCMAJに勝さる英文誌は他に見当たりません。この点については後日紹介しますが別格別次元の素晴らしい対応です(記事はこちら)。
肝心の症例についてですが急性喉頭蓋炎の喉頭高圧撮影写真で認められる有名なSignを取り上げています。言わずもがな急性喉頭蓋炎は致死的な疾患であるため迅速な診断と確実な気道確保が求められます。ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型:Hibによる急性喉頭蓋炎は近年のワクチン接種によって非常に減少していますが、現在では他の菌種(Staphylococcus aureusやGroup A β-hemolytic streptococci)による症例の割合が増えているそうです。
Croupの症例でも記載しましたが「身体所見」が非常に重要な疾患です。
咽頭所見が乏しいのに「唾が飲めない」「ふくみごえ(口にものを入れているかのような声)」がある患者に出会ったときは本症を念頭に対応しましょう。
100本まで残り81本です。
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