英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。
New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
Posted by Hiroki Matsuura - 2017.09.08,Fri
Clinical PictureがAcceptされました(20本目)
今回は上部消化管関連のClinical PictureがAcceptされました。
タイトルは「Diffuse esophageal spasm: Corkscrew esophagus」です。掲載雑誌は"Green Journal"という別称を持つ内科系雑誌「American Journal of Medicine(IF 5.55)」です。内科系雑誌として著名な雑誌の一つであり、Clinical PictureやCase Reportを数多く掲載しています。
症例はDiffuse Esophageal Spasm(びまん性食道痙攣)に特徴的な「Corkscrew Esophagus」の内視鏡像と食道造影を取り上げています。機序は未だ解明されていないところが大きいのですが、一酸化窒素合成酵素を含む抑制性ニューロンの消失により食道同期性収縮波を惹起していると考えられています。原因不明の胸痛の鑑別疾患として忘れてはなりません。なぜなら薬物療法としてCaブロッカーが有用であり、ACSとの鑑別が最も重要な事項です。近年ではアカラシアの内視鏡的治療であるPOEMが一部の症例に有用であったとの報告があります。
100本まで残り80本です。
今回は上部消化管関連のClinical PictureがAcceptされました。
タイトルは「Diffuse esophageal spasm: Corkscrew esophagus」です。掲載雑誌は"Green Journal"という別称を持つ内科系雑誌「American Journal of Medicine(IF 5.55)」です。内科系雑誌として著名な雑誌の一つであり、Clinical PictureやCase Reportを数多く掲載しています。
症例はDiffuse Esophageal Spasm(びまん性食道痙攣)に特徴的な「Corkscrew Esophagus」の内視鏡像と食道造影を取り上げています。機序は未だ解明されていないところが大きいのですが、一酸化窒素合成酵素を含む抑制性ニューロンの消失により食道同期性収縮波を惹起していると考えられています。原因不明の胸痛の鑑別疾患として忘れてはなりません。なぜなら薬物療法としてCaブロッカーが有用であり、ACSとの鑑別が最も重要な事項です。近年ではアカラシアの内視鏡的治療であるPOEMが一部の症例に有用であったとの報告があります。
100本まで残り80本です。
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