英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。
New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
Posted by Hiroki Matsuura - 2017.08.15,Tue
Clinical PictureがAcceptされました(18本目)
今回はIBD関連のClinical PictureがAcceptされました。
タイトルは「Crohn’s disease: Bamboo joint-like appearance」です。掲載雑誌は懲りずに英国内科学会の発行する内科系雑誌「Quarterly Journal of Medicine(IF 3.1)」です。
さてBamboo joint-like appearance(以下BJA)についてです。
Crohn病は一般的に「非連続性病変、敷石像、縦走潰瘍、狭窄」などの下部消化管内視鏡所見が代表的です。しかしながらこのBJAは1994年に本邦から初めて報告された上部消化管内視鏡所見で、Crohn病(まれに潰瘍性大腸炎も)に特徴的な所見として消化器内科医の間では有名なものです。またBJAを日本語に訳すと「竹の節状外観」と言うそうです。
Crohn病としての症状が出ていない状態でも、将来的にCrohn病を発病する可能性があります。竹の節状外観をみかけたときには腸管外症状を含めた問診や追加検査を行うことでCrohn病の早期発見につながるかもしれません。
写真は京都・嵐山で撮影した竹林です。
100本まで残り82本です。
今回はIBD関連のClinical PictureがAcceptされました。
タイトルは「Crohn’s disease: Bamboo joint-like appearance」です。掲載雑誌は懲りずに英国内科学会の発行する内科系雑誌「Quarterly Journal of Medicine(IF 3.1)」です。
さてBamboo joint-like appearance(以下BJA)についてです。
Crohn病は一般的に「非連続性病変、敷石像、縦走潰瘍、狭窄」などの下部消化管内視鏡所見が代表的です。しかしながらこのBJAは1994年に本邦から初めて報告された上部消化管内視鏡所見で、Crohn病(まれに潰瘍性大腸炎も)に特徴的な所見として消化器内科医の間では有名なものです。またBJAを日本語に訳すと「竹の節状外観」と言うそうです。
Crohn病としての症状が出ていない状態でも、将来的にCrohn病を発病する可能性があります。竹の節状外観をみかけたときには腸管外症状を含めた問診や追加検査を行うことでCrohn病の早期発見につながるかもしれません。
写真は京都・嵐山で撮影した竹林です。
100本まで残り82本です。
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