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英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。 New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
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Posted by - 2025.05.09,Fri
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Posted by Hiroki Matsuura - 2019.03.07,Thu
撮っておきClinical Picture!(Cadetto.jp)更新のお知らせ(2)
日経メディカル姉妹誌で若手医師と医学生のためのサイト「Cadetto.jp」にて、2019年1月より連載が始まりました「撮っておきClinical Picture!」ですが、3月1日付で新しい記事が掲載されました。

今回取り上げたのは、最近様々な勉強会でも取り上げられるようになり徐々に一般化の兆しを見せている「Frank's徴候(Diagonal Earlobe Crease)」についてです。

詳細は本記事を参照いただきたいのですが、Frank's 徴候は耳朶に後下方45度の角度に走るしわのことであり冠動脈疾患や脳梗塞と関連する言われています。1983年にNEJMに掲載されて以降著者の名を冠して「Frank's sign」と呼称されるようになりました。

以下日経BPから送付されてきたメール。

「日々の診療の中で「診ているようで診ていない身体所見」や「診断に直結する特徴的な画像所見」を中心に取り上げていく本コラム。今回も、外表面に表れているのにも関わらず、よほど意識しない限り注目することのない「あの部位」の所見を紹介します。ローマ皇帝ハドリアヌスにも、この所見があったそうです!」

「あの部位」とぼかして若干ハードルを上げられているような気がするのですが…
とりあえず「今更こんなの出すなよ、知ってるわ」
とか言わないでください。

本記事にも記載しておりますが、実際に当所見から冠動脈狭窄を同定し早期治療に結びついたケースもあります。特殊な検査器具も必要ない、お金もかからない、侵襲性も皆無な「ただ見るだけ」の本所見、明日からの診療で患者さんの耳朶に注目してはいかがでしょうか。

以下、記事のリンクです。
撮っておきClinical Picture!
明日から注目せざるを得なくなる、あの部位の話
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