英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。
New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
Posted by Hiroki Matsuura - 2018.11.28,Wed
英文誌の特徴(European Heart Journal 編)
European Heart Journal (EHJ) のClinical Pictureにおける特徴をご紹介します。気を付けていただきたいのは、本記事で紹介する内容はあくまでも私見だということです。
1.歴史
EHJは1980年にEuropean Society of Cardiologyの学会誌として創刊されました。学会誌として多数の臨床研究を掲載しているだけでなく、循環器領域全ての疾患に対して欧州におけるガイドラインを策定しており、世界中の循環器内科の診療方針に多大な影響を与える雑誌です。
2.内容
EHJは年48回(週刊)発行される雑誌であり、大規模な臨床研究を多数掲載するメガジャーナルです。123ある循環器内科学の英文誌の中で最も高いIFを誇ります。その値なんと23.425!
こんな雑誌にもClinical Pictureのコーナーがあるのですが、その名も「Cardiovascular Flashlight」
なんかかっこいい…。
3.Clinical Pictureの分量や注意点
Author informationによると
5. Accept後
Accept後、1週間程度でProofが届き修正を実施します。本掲載も3週間後と何から何まであれよあれよという間に進み、他の雑誌では経験したことのないスピードに正直面喰いました。
6.その他
あくまでも私見ですが「Cardiovascular Flashlightは裏表紙に使用される」という記載がAuthor Informationにありますので年間48本掲載となると需給は逼迫しているのではないかと推察されます。今回掲載に至った「ダビガトラン食道炎の内視鏡写真」は循環器内科雑誌に上部消化管内視鏡写真が掲載されるという非常に異質なものでしたが、循環器内科医が知るべきDOACに関する内容でした。以上を踏まえると「循環器内科が見落としがちな、他の専門科に跨る循環器疾患」というのが、非専門医がCardiovascular Flashlightの掲載を狙うために必要な点ではないかと考えます。今後私も2本目の掲載を狙っていきます。
European Heart Journal (EHJ) のClinical Pictureにおける特徴をご紹介します。気を付けていただきたいのは、本記事で紹介する内容はあくまでも私見だということです。
1.歴史
EHJは1980年にEuropean Society of Cardiologyの学会誌として創刊されました。学会誌として多数の臨床研究を掲載しているだけでなく、循環器領域全ての疾患に対して欧州におけるガイドラインを策定しており、世界中の循環器内科の診療方針に多大な影響を与える雑誌です。
2.内容
EHJは年48回(週刊)発行される雑誌であり、大規模な臨床研究を多数掲載するメガジャーナルです。123ある循環器内科学の英文誌の中で最も高いIFを誇ります。その値なんと23.425!
こんな雑誌にもClinical Pictureのコーナーがあるのですが、その名も「Cardiovascular Flashlight」
なんかかっこいい…。
3.Clinical Pictureの分量や注意点
Author informationによると
1. 字数は「250 words以下」
2. 画像は「1枚」以内、循環器領域に関わるものなら何でもOK
3. Referenceは必要ありません
4. Authorは「4名以下」
5. Cardiovascular Flashlightは雑誌の裏表紙に使用されます
4.査読
5. Cardiovascular Flashlightは雑誌の裏表紙に使用されます
4.査読
循環器内科の先生方は検査も治療もスピーディーな方が非常に多いですが、雑誌でも同様の傾向が認められるのか、私が掲載された記事に関しては査読も返信も掲載も異常に早かったです。
5. Accept後
Accept後、1週間程度でProofが届き修正を実施します。本掲載も3週間後と何から何まであれよあれよという間に進み、他の雑誌では経験したことのないスピードに正直面喰いました。
6.その他
あくまでも私見ですが「Cardiovascular Flashlightは裏表紙に使用される」という記載がAuthor Informationにありますので年間48本掲載となると需給は逼迫しているのではないかと推察されます。今回掲載に至った「ダビガトラン食道炎の内視鏡写真」は循環器内科雑誌に上部消化管内視鏡写真が掲載されるという非常に異質なものでしたが、循環器内科医が知るべきDOACに関する内容でした。以上を踏まえると「循環器内科が見落としがちな、他の専門科に跨る循環器疾患」というのが、非専門医がCardiovascular Flashlightの掲載を狙うために必要な点ではないかと考えます。今後私も2本目の掲載を狙っていきます。
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