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英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。 New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
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Posted by - 2025.04.26,Sat
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Posted by Hiroki Matsuura - 2017.02.12,Sun
Clinical PictureがAcceptされました(3本目)
今回はMinor Revisionで若干の修正があったものの無事にAcceptされました。
症例はDiospyrobezoar & a fondness for persimmons」です。
雑誌は今回も英国内科学会の発行する内科系雑誌「Quarterly Journal of Medicine(IF 3.1)」です。相性が良いのでしょうか。

本症例については英国における柿の輸入量がPassion Fruitsの代表格マンゴーやキウイを押さえて近年TOPになったという記事を読んだため、英国の雑誌に投稿しようと考えました。


元記事のリンクはこちら(追記:2018年4月20日)

柿による胃石(Diospyrobezoar)は柿の成分であるタンニンによって生じます。日常的に柿を過剰に摂取するだけでなく、2型糖尿病パーキンソン病内服薬などで消化管運動が落ちている患者、また開腹手術や切除術などで解剖学的に異常のある患者では柿胃石が生じやすいとされています。治療法は内視鏡的に除去するのですが、大きい場合には鉗子で砕いてから回収します。ちなみに柿胃石はコカコーラで溶けることが知られており、治療抵抗性の場合は胃管を挿入の上、コーラを注入して治療を行う場合があります。

100本まで残り97本です。
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