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英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。 New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
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Posted by - 2025.04.28,Mon
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Posted by Hiroki Matsuura - 2017.03.09,Thu
2. プライマリ・ケアの現場で役立つ一発診断100
聖書以外にもClinical Pictureに関連する書籍は多数ありますので紹介しましょう。
一番最初に紹介するのはこちら「プライマリ・ケアの現場で役立つ一発診断100」です。

本書の良いところは非常に簡潔な症例提示に加えて、類似疾患(鑑別疾患)について言及されていることだと考えています。写真もすべてカラーでわかりやすい図解も所々にみられます。

プライマリ・ケアの現場で「明日の診療からすぐに使える」内容が多数です。
初期研修医の皆さんだけでなく、地域医療に従事する全てのプライマリ・ケア医にオススメの一冊です。

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感想(0件)

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Posted by Hiroki Matsuura - 2017.03.08,Wed
Clinical PictureがAcceptされました(5本目)
今回は循環器関連の珍しいClinical PictureがAcceptされました。
症例は「Air embolism & CT guided lung biopsyです。
タイトルから簡単に想像がつくと思いますが本症例はCTガイド下肺生検中に冠動脈に空気塞栓が起こり、一過性の心電図変化と左室及び冠動脈内の空気をとらえたものになっています。

特に冠動脈に迷入した空気を単純CTで捉えており、まるで造影しているかのような画像は一見の価値があります。本来は検査中の事故であるためあまり胸を張って言えることでもないんでしょうが、患者さんにも大きな後遺障害などなく、無事に原疾患の治療も完了できたことから上級医と相談して投稿を決めました。

雑誌は今回も英国内科学会の発行する内科系雑誌「Quarterly Journal of Medicine(IF 3.1)」です。


元記事のリンクはこちら(追記:2017年10月20日)

100本まで残り95本です。
Posted by Hiroki Matsuura - 2017.03.02,Thu
1. みるトレ 感染症
聖書とは一般的にはキリスト教及びユダヤ教の教典のことを指しますが、本ブログでは当然指すものが違います。これからClinical Pictureを投稿しようと考えている諸兄にとっての聖書は「みるトレ 感染症」に他なりません。本書はClinical Pictureをメインに据え、珠玉のCaseが集められた素晴らしい医学書です。特にNEJM(New England Journal of Medicine)への道と題されたコラムは、Clinical Picture の投稿について必要な様々な事柄が取り上げられており必読です。皆様、本日から早速Clinical Pictureの投稿を始めませんか?

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感想(0件)

Posted by Hiroki Matsuura - 2017.02.26,Sun
英文誌の略称を知っているとちょっとだけ出来る感がある説
今回は英文誌の略称を紹介します。毎回New England Journal of Medicineとか打ち込むのは結構めんどくさい…。以下に記載する代表的な英文誌の略称を覚えて「Canadian?CMAJね…。」みたいな感じだと上級者感が出ます。たぶん。

Clinical pictureを受け付けている代表的な英文誌の略称
NEJMNew England Journal of Medice
BMJBritish Medical Journal
JAMAJournal of the American Medical Association
EHJEuropean Heart Journal
CIDClinical Infectious Disease
CMAJCanadian Medical Association Journal
CCJMCleveland Clinic Journal of Medicine
NJMNetherland Journal of Medicine
PMJ Postgraduate Medical Journal
QJMQuarterly Journal of Medicine
JTMJournal of Travel Medicine
JGIMJournal of General Internal Medicine
CGMClinical Gastroenterology and Hepatology
AJTMHAmerican Journal of Tropical Medicine and Hygiene
EJIMEuropean Journal of Internal Medicine
AJMSAmerican Journal of the Medical Sciences
IMInternal Medicine

随時追記します。
Posted by Hiroki Matsuura - 2017.02.19,Sun
Clinical PictureがAcceptされました(4本目)
タイトルはMinocycline-induced hyperpigmentation」です。
雑誌は今回も英国内科学会の発行する内科系雑誌「Quarterly Journal of Medicine(IF 3.1)」です。相性が良いのでしょう。そろそろ他の英文誌にも通したいところです。

本症例はMinocyclineの長期投与によって色素沈着が起こります。薬剤中止によって改善する例とそうでない例が知られており、外観上非常に大きな問題となるのは記事の通りです。ちょうど私が投稿して査読を待っていた頃にCleveland Clinic Journal of Medicineから同様の症例と思えないほど衝撃的な写真が紹介されていました。ご参照ください。

下は本症例の写真です。

元記事のリンクはこちら(追記:2017年10月13日)

100本まで残り96本です。
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