英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。
New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
Posted by Hiroki Matsuura - 2018.10.02,Tue
Clinical Pictureが掲載されました(27)
先日アクセプトされました「Sepsis and Leclercia adecarboxylata」「Japanese spotted fever」「Marchiafava–Bignami disease」がQuarterly Journal of Medicineの10月号に3本同時に掲載されています。
Leclercia adecarboxylata の症例は本邦初の症例報告です。またJapanese spotted fever については愛媛県における初めての死亡例でありマスコミに大々的に報道されました。Marchiafava-Bignami disease は非常に珍しいアルコール関連の神経疾患です。それぞれ分野は異なりますが思い入れのあるCaseになります。是非ともご覧ください。
以下Journal記事のリンクです。
Quarterly Journal of Medicine
Case report
「Sepsis and Leclercia adecarboxylata」
Quarterly Journal of Medicine
Clinical pictures
「Japanese spotted fever」
「Marchiafava–Bignami disease」
先日アクセプトされました「Sepsis and Leclercia adecarboxylata」「Japanese spotted fever」「Marchiafava–Bignami disease」がQuarterly Journal of Medicineの10月号に3本同時に掲載されています。
Leclercia adecarboxylata の症例は本邦初の症例報告です。またJapanese spotted fever については愛媛県における初めての死亡例でありマスコミに大々的に報道されました。Marchiafava-Bignami disease は非常に珍しいアルコール関連の神経疾患です。それぞれ分野は異なりますが思い入れのあるCaseになります。是非ともご覧ください。
以下Journal記事のリンクです。
Quarterly Journal of Medicine
Case report
「Sepsis and Leclercia adecarboxylata」
Quarterly Journal of Medicine
Clinical pictures
「Japanese spotted fever」
「Marchiafava–Bignami disease」
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Posted by Hiroki Matsuura - 2018.10.01,Mon
Clinical PictureがAcceptされました(43本目)
今回は感染症に関連するCase ReportがAcceptされました。タイトルは「Escherichia coli Rib Osteomyelitis」です。掲載誌は英国内科学会の発行する内科系雑誌「Quarterly Journal of Medicine(IF 3.204)」になります。骨髄炎はほとんどの症例が細菌感染によるものであり、外傷に伴う直接感染や菌血症による散布性の血行性感染を要因とします。場所としては体内の中でも圧倒的に長管骨が多く、今回のCaseのような肋骨骨髄炎は統計的にも非常に珍しいとされています。いずれの骨髄炎においても、発熱や疼痛、体重減少など非特異的で漠然とした症状のみが継続するため診断に難渋する場合も少なくありません。多くの症例では菌血症や、骨折、膿瘍形成など重大な合併症を生じて初めて診断に至ります。治療としては早期診断と適切な抗菌薬投与、症例によっては迅速な外科的デブリードメントが必要です。
元記事のリンクはこちら(追記:2020年9月30日)
起炎菌としては黄色ブドウ球菌や結核菌、アクチノマイセス属菌などグラム陽性菌で起こる場合が大多数を占めるのですが、今回の症例ではグラム陰性桿菌として非常に一般的なE.coliによって生じていることも注目すべきポイントです。なおPubmedで検索したところ骨髄炎にグラム陰性菌が関与しているケースは非常に限定されており、ほとんどの症例はサルモネラ属菌によるものでした。そして検索しえた限り大腸菌による肋骨骨髄炎は本症例以外に報告はありません。非常に単純ですが珍しい症例なので形にできてよかったです。
100本まで残り57本です
Posted by Hiroki Matsuura - 2018.09.22,Sat
Clinical Pictureが掲載されました(26)
先日acceptされました「Longitudinal sloughing mucosal casts: dabigatran-induced oesophagitis」がEuropean Heart Journal の9月号第3週巻に掲載されています。
DOACsは近年登場した抗凝固薬です。代表的なものにリバーロキサバン(イグザレルト)、エドキサバン(リクシアナ)、アビキサバン(エリキュース)、そして今回のClinical Pictureで取り上げたダビガトラン(プラザキサ)があります。
それぞれ特性があり腎機能低下症例、拮抗薬の存在、内服回数などで選択薬が異なります。
この4剤のうちダビガトランだけが食道炎を起こします。非常に珍しい合併症になりますが、病歴聴取を怠ると見逃されかねない疾患です。DOACsのうちダビガトランを開始されていて、消化器症状があらわれた方には本症の可能性を考えましょう
以下Journal記事のリンクです。
European Heart Journal
Cardiovascular Flashlight
「Longitudinal sloughing mucosal casts: dabigatran-induced oesophagitis」
ぜひともご参照ください。
先日acceptされました「Longitudinal sloughing mucosal casts: dabigatran-induced oesophagitis」がEuropean Heart Journal の9月号第3週巻に掲載されています。
DOACsは近年登場した抗凝固薬です。代表的なものにリバーロキサバン(イグザレルト)、エドキサバン(リクシアナ)、アビキサバン(エリキュース)、そして今回のClinical Pictureで取り上げたダビガトラン(プラザキサ)があります。
それぞれ特性があり腎機能低下症例、拮抗薬の存在、内服回数などで選択薬が異なります。
この4剤のうちダビガトランだけが食道炎を起こします。非常に珍しい合併症になりますが、病歴聴取を怠ると見逃されかねない疾患です。DOACsのうちダビガトランを開始されていて、消化器症状があらわれた方には本症の可能性を考えましょう
以下Journal記事のリンクです。
European Heart Journal
Cardiovascular Flashlight
「Longitudinal sloughing mucosal casts: dabigatran-induced oesophagitis」
ぜひともご参照ください。
Posted by Hiroki Matsuura - 2018.09.21,Fri
Clinical Pictureが掲載されました(25)
先日アクセプトされました「Macaroni sign: Takayasu arteritis」がQuarterly Journal of Medicineの9月号に掲載されています。
高安病の特徴としては他の膠原病や血管炎と異なり、発見から1世紀以上経過した現在においても特異的な血液検査や抗体検査が発見されていないことが挙げられます。教科書に記載のある典型的な身体所見として脈拍の消失や血圧の左右差などがあります。
高安病は妊娠可能な若年女性に多いのも特徴です。
高安病を疑う病歴があり、上記のような身体所見があれば被曝のない低侵襲な超音波検査が有用と言えます。今回投稿したMacaroni signは早期診断に繋がる非常に重要な検査所見です。若年女性の不定愁訴を見た際には高安病を鑑別疾患として忘れないようにしましょう。
以下Journal記事のリンクです。
Quarterly Journal of Medicine
Clinical pictures
「Macaroni sign: Takayasu arteritis」
是非ご参照ください。
先日アクセプトされました「Macaroni sign: Takayasu arteritis」がQuarterly Journal of Medicineの9月号に掲載されています。
高安病の特徴としては他の膠原病や血管炎と異なり、発見から1世紀以上経過した現在においても特異的な血液検査や抗体検査が発見されていないことが挙げられます。教科書に記載のある典型的な身体所見として脈拍の消失や血圧の左右差などがあります。
高安病は妊娠可能な若年女性に多いのも特徴です。
高安病を疑う病歴があり、上記のような身体所見があれば被曝のない低侵襲な超音波検査が有用と言えます。今回投稿したMacaroni signは早期診断に繋がる非常に重要な検査所見です。若年女性の不定愁訴を見た際には高安病を鑑別疾患として忘れないようにしましょう。
以下Journal記事のリンクです。
Quarterly Journal of Medicine
Clinical pictures
「Macaroni sign: Takayasu arteritis」
是非ご参照ください。
Posted by Hiroki Matsuura - 2018.09.07,Fri
Clinical Pictureが掲載されました(24)
先日Acceptされました「Fournier's gangrene」がCleveland Clinic Journal of Medicineの9月号に掲載されています。かなり衝撃的な画像であり、Journalに容易にAcceptされると高を括っていましたが思いのほかRejectが続いた症例でした。Editorからも「激しすぎる画像は求めていません」とメールに注意書きが記載される始末で、なかなか悩まされました。
Fournier's gangreneは早期診断、早期治療開始が可能か否かで救命率に非常に大きな差が出てしまう疾患です。陰部の疼痛や変色などを診た際には、つねに鑑別診断として忘れないようにしましょう。
以下Journal記事のリンクです。
Cleveland Clinic Journal of Medicine
The Clinical picture
「Fournier's gangrene」
かなりショッキングな画像が含まれます。非医療者の方は十分にお気を付けください。
Fournier's gangreneは早期診断、早期治療開始が可能か否かで救命率に非常に大きな差が出てしまう疾患です。陰部の疼痛や変色などを診た際には、つねに鑑別診断として忘れないようにしましょう。
以下Journal記事のリンクです。
Cleveland Clinic Journal of Medicine
The Clinical picture
「Fournier's gangrene」
かなりショッキングな画像が含まれます。非医療者の方は十分にお気を付けください。
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