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英文誌への投稿を始めたばかりの後期研修医のブログです。 New England Journal of Medicine の「Images in clinical medicine」への掲載を目標に頑張ります。
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Posted by - 2026.02.04,Wed
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Posted by Hiroki Matsuura - 2020.12.01,Tue
Clinical Pictureが掲載されました(43)
先日アクセプトされました「Hypothyroidism, eyelash loss」がCleveland Clinic Journal of Medicine の12月号に掲載されています。

甲状腺機能低下症では様々な身体所見があらわれることが知られていますが、脱毛も頻度が高く認められる所見の一つです。甲状腺機能低下症では毛髪の休止期脱落が高頻度に生じて脱毛に繋がります。これは毛根の休止期が早期に終了することで毛髪が細く脆弱になった結果です。

今回取り上げたClinical Pictureは睫毛の脱落です。「睫毛のみの脱落」「Milphosis」と呼ばれ、甲状腺機能低下症帯状疱疹、ハンセン病、尋常性乾癬、皮膚悪性腫瘍、薬剤性(ヘパリン、ACEi)などで観察される場合があります。

下腿浮腫と倦怠感を主訴に初診外来に来院された本症例ですが、顔を観察した際に「Milphosis」に気付いたことで比較的早期に甲状腺機能低下症という診断に至りました。

特に女性では睫毛や眉毛は化粧で修飾され、元の状態とは程遠い場合が多々あります。眉毛や睫毛はマスクを着用して診察のしにくいコロナ禍の診察でも問題なく確認が可能です。診察の際には眉毛や睫毛の変化がないか、一度観察してみませんか?

以下Journal記事のリンクです。
Cleveland Clinic Journal of Medicine
The Clinical Picture
Hypothyroidism, eyelash loss
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Posted by Hiroki Matsuura - 2020.11.21,Sat
3. 国境を駆ける医師イコマ
医師に勧めたい漫画を紹介します。今回ご紹介するのは国際医療援助活動にその身を投じる日本人医師を描いた作品「国境を駆ける医師イコマ」です。民族対立による政情不安、ボスニア戦争と残存地雷問題、大地震に襲われる中で医師が迫られる究極の決断etc、様々な葛藤に苛まれながらもがき続ける外科医を主人公にしています。

2004年頃に連載され、コミックは絶版となり長らく手に入らなかったのですが、最近ではネットコミックとしても読むことができます。思い悩む時には(私にもたまにはあります)初心にかえって、イコマを読むと何か力を貰えるような気がします。手垢でボロボロになってしまうくらいの愛読書です。

既刊は6巻なのですが、未発売のヤングジャンプ掲載分があり、しかも新興感染症をテーマにしていた内容だったはずです。どなたかお持ちであればsuperonewex0506@yahoo.co.jpまでご連絡いただけますと幸いです。


国境を駆ける医師イコマ 1【電子書籍】[ 高野洋 ]

価格:528円
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感想(0件)

Posted by Hiroki Matsuura - 2020.11.18,Wed
撮っておきClinical Picture!(Cadetto.jp)更新のお知らせ(17)
日経メディカル姉妹誌で若手医師と医学生のためのサイト「Cadetto.jp」にて、2019年1月より連載中の「撮っておきClinical Picture!」ですが、2020年11月18日付で新しい記事が掲載されました。

今回のタイトルは「強い偏食傾向のある鍼灸師が陥ったある疾患」です。
東洋医学には「医食同源」という言葉があります。バランスの取れた食事というのは健康にかかせません。しばしば食事摂取不良や偏食を原因とした疾患は不定愁訴とみなされ、診断が遅れがちです。患者さんの食生活を把握することは様々な疾患において診断の一助となりえます。
ぜひともご参照ください。

以下、記事のリンクです。
撮っておきClinical Picture!
強い偏食傾向のある鍼灸師が陥ったある疾患
Posted by Hiroki Matsuura - 2020.11.02,Mon
Clinical PictureがAcceptされました(62本目)
今回は感染症と大腸癌に関連するCase ReportがAcceptされました。タイトルはLactobacillus Bacteremia: A diagnostic clue of Rectal Cancerです。掲載誌は長らくAcceptから遠ざかっていた英国内科学会の発行する内科系雑誌「Quarterly Journal of MedicineIF 2.529)」です。

今回の症例は突然の発熱と悪寒戦慄で搬送されてきた高齢女性の血液培養からLactobacillus属菌が検出され、悪性腫瘍による消化管粘膜の破綻から菌血症を生じたと考えてCSを実施し、未指摘の直腸癌を診断したという症例です。

一般的にはプロバイオティクスとして腸内環境を正常に保つ働きのあるLactobacillus属菌ですが、Pubmedで検索すると意外にも菌血症や肝膿瘍、細菌性髄膜炎などを生じた症例報告が出てきます。
既報によるとLactobacillus属菌による菌血症のリスク群は事前の入院歴、中心静脈栄養使用、ステロイドユーザー、糖尿病患者、悪性腫瘍(特に白血病)、広域抗菌薬使用、臓器移植術後、HIV感染がありました。それにくわえて腸管粘膜の破綻が生じている虚血性腸炎IBD、そして消化管悪性腫瘍では本種による菌血症が増加するとされています。

大腸癌に関係する菌血症の菌種としてはStreptococcus bovisClostridium septicumが非常に有名です。しかし菌血症としては決して一般的でないLactobacillus属菌が検出された場合にも消化管悪性腫瘍の検索を忘れないようにしましょう。

100本まで残り38本です。
Posted by Hiroki Matsuura - 2020.10.23,Fri
撮っておきClinical Picture!(Cadetto.jp)更新のお知らせ(16)
日経メディカル姉妹誌で若手医師と医学生のためのサイト「Cadetto.jp」にて、2019年1月より連載中の「撮っておきClinical Picture!」ですが、2020年10月23日付で新しい記事が掲載されました。

今回のタイトルは「星がきれいな季節に学び直したいあの疾患」です。
なかなか巡り合うことがない疾患ですが、公衆衛生上重要な感染症についてです。

ぜひともご参照ください。

以下、記事のリンクです。
撮っておきClinical Picture!
星がきれいな季節に学び直したいあの疾患
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